おはようございます。
やはり新NISAのインパクトは大きいようです。金融機関にとって、今年の取るべき戦略が2024年以降の勢力図を大きく左右するとの認識で一致しています。新聞でも報道されていましたが、今年は金融機関の様々な取り組みが展開されることでしょう。。。
月5万円の積立投資で30年行うと、投資金額は1800万円に及びます。仮に年率7%程度で運用されたとすると資産額は6100万円ですが、5%の運用では4100万円と「2000万円」も差が開いてきます。運用利率「1%」の違いが、30年で「1000万円」の差を生み出します。僅かな手数料の割引やポイント付与ごときに騙されてはいけない所以です。金融サービスの本質をお客様に理解していただくことが大切です。
月数万円の積立投資をバカにする証券マンがいるかもしれませんが、通常の一括投資で「1000万円」の利益を生むには、投資元本で億単位の運用資産を必要とします。積立投資を軽んじてはいけません。億単位の投資に匹敵するんですよ!
今回の動画は、新NISAに加えまして、これから先の世界経済を見るポイントについて触れました。いまアメリカで低所得層の人たちの収入が増え始めており、以前に社会問題化していた所得格差の拡大から縮小に向かい始めているようです。非正規のブルーカラーワーカーでも年収1000万円の人が多くいると、よく耳にするようになりました。
所得格差の縮小ですから悪いことではありませんが、この傾向は一時的なものなのでしょうか? 動画の後半では、こうした状況は常態化しそうであること。そして今年のマーケットの焦点であるインフレと高金利も常態化しそうであることを説明しています。
世界の政府と企業が債務を膨張させてきた現況を鑑みると、インフレと金利上昇は2023年の世界経済の攪乱要因になる可能性も否定できません。長期投資家にとっては弱気になる必要はありませんが、ヒヤッとする場面は覚悟しておいた方がいいかもしれません。2023年は、金融アドバイザーの力量が問われる一年になるかもしれません。
今週の動画↓
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