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資産運用業界で普通に行われているあまり良くない習慣

おはようございます。

本日の内容ですが、アドバイザーの皆さんが知っておいた方が良い「資産運用業で普通に行われている良くない習慣」です。


例えば、債券系の商品を販売したい場合は、2000年を起点にすると株式に比べて魅力的なチャートを見せることができます。一方、株式系を勧めたいならばITバブル崩壊でボトムを打った2003年を起点にすると債券に比べて魅力的なチャートを見せることができます。


では、皆さんに質問です。日本株を勧めたいならば、いつを起点にするといいチャートが描けると思いますか?例えば、1990年が起点だと現在は35年に及ぶ長いトンネルを抜けた程度にしか見えませんが、アベノミクス始動の2012年を起点にすると素晴らしいチャートを描くことができます。


ヘッジファンド業界では常識ですが、会社設立時に(あるいはその前から)パイロットファンドを数本運用を開始して、その中から優れた成績のものだけを自社の旗艦ファンドとして好成績を謳います。一般の人はそうした事情を知りませんので、素晴らしい運用成績のファンドと目を輝かせてしまう人もいます。要は、過去の成績は参考までに留めて過信しないことが大切です。


その他、ゼミ生のお客様からのご質問も回答させていただきました。そのなかでも資産運用業界の内情を窺えるお話をさせていただきました。分配金を出すファンド、出さないファンドはどのように決まるのか・・・などです。


動画↓


上地明徳


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