おはようございます。
先週再び市場が荒れましたので、一度大きな下落が生じるとしばらくの間は市場は変動しやすくなる性質について説明させていただきました。ファイナンス研究者の間では、「ボラティリティの持続性」といって従来から主要な研究対象でもあります。
本日はアドバイザーとして知っておきたいボラティリティに関する基礎知識をまとめました。VIX指数(恐怖指数)算出の根拠になるインプライド・ボラティリティについても直感的な理解の方法を示しております。また、バンガード、フランクリン・テンプルトンがまとめた暴落時の顧客対応も紹介させていただいております。
最後は久々に中国の話題です。2024年上半期の実質GDP成長率5.0%と発表されましたが、不動産がGDPの30%、個人消費が40%を占めている中国で、不動産部門のみならず消費が落ち込む中でどうやって5%の成長が達成できるのか不思議でなりません。Netflixが「三体」という映画のなかで毛沢東時代の文革を痛烈に批判していましたが、習近平は時計の針を逆方向に回そうとしています。公式には報じられていませんが、市場経済路線の共産党幹部が40人が粛清との情報も入っています。日本の総理が誰になるか分かりませんが、習近平やプーチンと対峙できる顔が候補者の顔から浮かんでこないのは私だけでしょうか・・・
動画↓
上地明徳
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上地ゼミ
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