おはようございます。
日本人は自分の価値観や常識を修正するのは困難を伴いますが、一旦それを受け入れ始めると社会全体で一気に動きだす習性があるように感じます。「預金だけで十分」と多くの人が考える日本でしたが、投信協会によりますと、日本のZ世代の若者の36%(8年前は13%)が投資を始めているそうです。えっ、そんなに?って印象を受けますが・・・
日本の家庭では、古来から「お金」の話をすることはタブー視されてきました。江戸時代の武家社会からの慣習を受け継いだのかもしれません。また、私自身もこの世界に入って30年弱経ちますが、今と同じ内容のお話しを喋っても当時はアウェイ感が半端なく、時には「胡散臭い人」に見られていると感じることもありました。世の中が変わったと感じたのは、僅かにこの2-3年のことでしかありません。
日本人の投資を嫌う空気感が変ってきているのかもしれません。学校での金融教育の開始、NISA制度の導入とSNSによる情報発信、特に『老後2000万円問題』を契機に、将来に危機感を覚える若者から一気に動き始めた感を受けます。動画では、こうした日本人の「空気」の正体について語らせていただきました。(山本七平氏の『空気の研究』をベースとして)
動画↓
上地明徳
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上地ゼミ
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