おはようございます。先週、ついに1989年の最高値を更新した日本株式市場ですが、大衆のマインドに前回の時のような「浮かれた感覚」は全く見られません。そこで、前回と今回の高値更新の違いはどこにあるのかを考えてみました。
①大衆のマインド・・・浮かれていない国民
②株価のバリュエーション・・・バブルを正当化する新しい理論パラダイムが登場していない
③ポンジースキーム・・・バブル後期に見られる怪しい金融スキームも見られない
④日米経済の逆転・・・図に乗り過ぎた日本がアメリカを侵略、今回は?
⑤インフレか?デフレか?・・・もしかすると思考を転換するとき?
作家の司馬遼太郎氏は、『戦前も日清・日ロの戦争までは上手く言った経験にしがみつき、その後から上手く転換を図れなかった。日本はいったん方向が定まるとそこへ皆で懸命に進むのは得意だが、転換しなければならないときにタイミングを誤り、何度も失敗を重ねてきた』と語っています。
バブルの失敗もそうでしたが、デフレ思考のまま節約、安全志向(リスクを取らない)、内向きな生き方を続けても大丈夫なのでしょうか。また、部下を叱ることもできない現在の気味の悪いほどの行き過ぎたダイバシティ(多様性)、コンプライアンス重視の在り方にも違和感を覚えます。本当に気持ちの悪い世の中になったもんです。昭和なおじさんの独り言でした。。。
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上地明徳
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