おはようございます。
米国企業の7-9月決算は全体的には好調でしたが、個人消費に陰りが見えて小売セクターが苦しんでいます。一部に来年の景気後退を予測するエコノミストもいますが、更なるインフレを懸念する声とに二分されています。
今回はゼミ生のご質問『インフレは株式市場にプラスに作用するとのく耳にしますが、一方で中央銀行はインフレを抑止するために金利を引き上げます。
金利が上昇すると株価にはマイナスに作用すると思われるのですが、インフレの株式市場への影響をどのように捉えたらいいのでしょうか?』に回答しています。
その説明で用いたジェレミー・シーゲル教授の過去220年の株式、債券、金、現金のチャート(インフレ率控除後)は圧巻です。株式は233万倍、債券は2163倍も上昇したのに対して金は僅かに4倍、現金に至っては23分の1の価値に減価しています。彼は、『長期で株式に勝るものなし』と語っていますが、その理由は何なのでしょうか。
インフレによる金利上昇は短期的には株価にマイナスに作用しますが、長期的にはハイパーインフレのような事態にならない限り(適度なインフレ)はプラスに働きます。お客様への説明で役立てていただければ幸いです。
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上地明徳
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