おはようございます。
この2週ほど続けて「市場の潮目が変わる(?)」可能性についてお話をしてきました。
今回は、債券の帝王と呼ばれるガンドラッグ(銃とドラッグ、凄い名前ですね)氏が、「AIだけがバブルではない、いまプライベート・クレジット市場でリーマンショック時と同じような危うい構造が見られる」と警鐘を鳴らしています。
プライベート・クレジットとは、
・プライベート・エクイティは未公開の「株式(エクイティ、資本)」に対して出資しますが、投資家が「負債」に直接お金を提供(融資)するスキームなので、ダイレクト・ローンとも呼ばれている。
・未上場企業への直接融資なので、金利が10%前後と高く、投資家から魅力的な投資対象として成長している。
・市場規模は、ハイ・イールド社債に追いつく勢い。
詳細は動画をご覧いただきたいのですが、彼は「ジャンク・ローン(ゴミくず融資)」の崩壊が迫っている。バブルの温床はAI投資だけではないと主張しています。プライベート・クレジットがバブル崩壊の契機になるかはわかりませんが、「モラルハザード」をキーワードにその構造を見ると確かにその危うさは理解できるような気がします。
動画↓
上地明徳
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