おはようございます。
昨日帰国しましたが、7泊のパリ出張に行ってまいりました。
メインの目的はコムジェスト(本社パリの仏系運用会社)運用者の皆さんとのミーティングでしたが、今回は観光・グルメも含め、人生初のパリ滞在をエンジョイさせていただきました。
パリに着いて最初に感じたことは、街や建造物(オフィス街や住宅地)に歴史的な重みがあるということです。また、その豊かさには奥深いものがあり、ニューヨークの豊かさとはまた別種のものでした。その違いが何によるものかを考えたのですが、植民地経営で築いた遺産(レガシー)ではないかと。。。
あまり知られていないことですが、かつてフランスの植民地だった西・中央アフリカ諸国は、CFA(セーファー)フランという共通通貨を使用しています。アフリカ諸国が独立を果たした後でもフランスが権益を守るため、ドゴール大統領が1945年に創設したものです。
①彼等には独自の通貨発行権が認められていない
②中央銀行は存在するが、その政策決定委員にフランス人が含まれており、全員一致でないと何も決められない(ユーロとの交換レートも実質上フランスが決めている)
③彼らの外貨準備の50%はフランスの国庫に納めなければならい(現在のフランスの豊かさの一因になっている)
かつて独自通貨の発行を試みようとした大統領は、何人も暗殺されてきたという陰謀論めいた嘘のような実話もあります。このあたりは次回に詳細をお伝えしたいと思います。
今回はフランスの出張報告とトランプの『ミッドナイト・ハンマー作戦(いかにもトランプらしい命名)』、『遂にAIで雇用が奪われ始めたが(マイクロソフトで大量解雇報道)、真っ先に職を奪われたのは開発した自分たちだった』というお話を紹介させていただきました。
動画↓
上地明徳
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