おはようございます。金融庁から6月末で日本人のNISA口座開設数が2400万を突破したことが報じられました。日本人は始めるまでには腰が重くて慎重なのに、いったん動き出すとどこの国の人よりも速いな~というのが私の印象です。皆さんは、どうお感じになられましたか?
2400万口座は5人に1人、成人で限れば4人に1人ですから、イノベーター理論で言えば、もう完全にキャズム(深い溝)を越えています。わたし的には2人に一人までは行くと見ています。本当に時間はかかりましたが、日本人の資産形成、遂に山が動きましたね。。。
しかしながら一方で、「長期資産形成」と「昔ながらの短期投資」が未だに混同して理解されているのが気にかかります。メディアを見ても「暴落は近い、NISAはやめろ!」的なものも散見されます。長期資産形成は年金、退職所得の範疇に入ります。従来の投資とは全く別物なのですが、その理解が乏しいように感じます。
今回は、米国の「職域積立」による投資の成功体験がベースに国民の資産形成が進んできたことを語らせていただきました。日本は逆にNISAで国民のマインドセット、投資の成功体験が広がり、そして、確定拠出年金はこれからが大きく広がる可能性を秘めていると思います。保険に加えて、資産形成(投資信託)、確定拠出年金、金融教育、相続・事業承継、・・・など、これから皆さんの活躍分野が広がると思います。
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上地明徳
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