おはようございます。
公的年金(GPIF)の運用については、多くの方がよくご存じでセミナーやトークのネタにされていらっしゃるかと思いますが、今回は、日本版大学ファンド(10兆円ファンド)についての現状と課題について触れていますので、皆さんのネタの引き出しの一つにしていただければ幸いです。
大学ファンドが創設された契機は、日本の大学が世界基準での凋落が続き、歯止めをかけるためには潤沢な研究費が必要、世界的な人材をスカウトするにも資金が必要に迫られているからです。その意図はよくわかるのですが、運用資金を税金で捻出する日本と米国の大学のように卒業生からの寄付で賄われた基金(エンダウメント)では根本的に異なっており、実際の運用の現状を見るだけでもかなり突っ込みどころ満載です。
インセンティブ設計を無視した官僚機構の中で、良い運用ができるようにはどうしても思えません。世界株式65%、世界債券35%という彼らの基本ポートフォリオはGPIFよりも優れていると思いますが、実際の直近の運用は「世界株式17%、世界債券55%、現金28%」でした。
マジすか?基本ポートフォリオはどこに行ったの? 現金比率28%って彼らはマーケットタイマー(市場予測に基づいて戦略的に資産配分を変更する運用戦略)だったの? 私の見方を解説しています。ご参考にしてください。
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上地明徳
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